今回は国立国際美術館でブリューゲルの「バベルの塔」展を観てきた話と、大阪市立科学館でプラネタリウムを見た話です。大阪で食べたごはんのことも。
海遊館に行った日と同日なのですごい濃い1日でした。
科学館と美術館が隣同士ってのもあるけれど。
行こうと思えば1日で行けるもんなんですね。
築港麺工房でうどんを食す
海遊館をでたあと、まずは昼ご飯。
大阪といったら…うどん………???
というなんとなーくの理由で海遊館付近のうどん店を検索するとよさげなところがヒット。
築港麺工房さん。
外観を見たら、アパレル店とかインテリア店のような雰囲気を漂わせてました。うどん屋なんですが。気軽に立ち寄って~~!という佇まい。
テーブル席と一人席があり、食堂とカフェが一体化したような店内でした。
そして飲み物が水ではなくルイボスティーで、何杯飲んでもタダという嬉しさ。ノンカフェインで美容にもよくてストレス軽減の効果もあるお茶を提供してくれるなんて、やっぱり普通のうどん屋とはちょっと違う
さっぱりしていておいしゅうございました。梅わかめのうどんです。
カルボナーラうどんや明太子クリームうどんなんてのもあって、バリエーション豊富…ってか最早パスタ?
大阪市立科学館でプラネタリウム ・・・・?
つづいて向かったのは大阪市立科学館!
行く予定はなかったんですけれども、ちょうど時間がいい感じだったので。
プラネタリウムを見るためにチケットを購入。
待っているあいだ展示を見て回る。
竜巻を起こしてみた。
あれ…あれ…?
わたしに反応しないサンダーボール(かなしき…
そしてプラネタリウム!!
小学生ぶりくらいのプラネタリウムです。
このときのプラネタリウムはざっくり2部構成で
1部が今日の星空を解説してくれる時間でした
でしたのですが
ですが
ええっと…
爆睡しました
…
爆睡しました!!!!
やってしまいましたね。
小学生ぶりのプラネタリウム(ワクワク♡)じゃないんだよほんとに
序盤のほうで「目を暗闇にならすために十秒目をつぶってください。」とガイドの方(心地よすぎる声)に言われたので、目をつむるじゃないですか。
眠いじゃないですか。
でも頑張って目を開けるじゃないですか。
プラネタリウム、めちゃくちゃ綺麗なの。
広いスクリーンに星が映し出されていて、ちょっと大きい星とか小さい星とかなんでも見えるの。すごいの。
でもね
うわあきれい(*´ω`*)
きれいだなあ(*´ω`*)
きれい…きれいだ…(*´ω`*)
…………スヤア( ˇωˇ )
ってなってね!!!!!!!!!!!!
ほんとごめんなさいって感じだし、なにやってんのって感じ。
でもソファやわらかかったし、音質クリアだし、綺麗だし、暗闇だし…
つまらなかったわけではなく純粋に旅の途中で疲れてたのが一気にリラックスモード入って寝ちゃったわけです…
第2部の始まったときに起きたんですが、ナレーションが落語家の方で関西弁で、新鮮でした。「第二の地球を探せ!」っていうタイトルの通り地球のような生命体が存在できる星を探しに行くプログラムだったんですけど。
探しにいくはずが、
また寝た。
ごめんなさい!
ブリューゲル「バベルの塔」展
睡眠をとったのでまあスッキリとした気分で見ることができました!(オイ)
東京で展示されていたときは混雑がひどかったらしいですが、この日は平日ってこともあってかそんなに混んでなかったです。普通に一つ一つ足を止めてみることができました。
学生料金で見られるのありがたいです。本当に。
さて、今回のバベルの塔展、
もちろん、「バベルの塔」だけが飾られているわけではなくて。ネーデルラントの絵画から始まって、ブリューゲルが影響を受けた画人ヒエロニムス・ボス、ブリューゲルがボスを真似て作った版画の数々、そして最後にバベルの塔!!というように、プロローグから始まってだんだんとクライマックスに近づいていくようなワクワクを体験できる順番となっていました。
はじめに飾られているのはネーデルラントの絵画。主に宗教画。枝葉の刺繍の画家による聖バルバラや聖カタリナなどが展示。
美術には詳しくない私ですが、宗教画も年代を追っていくにつれて、画法が変化していったり(のっぺりから筆の動きのある絵へ)、宗教をメインに描いた絵からいつからか風景のなかの一部に宗教要素を取り込み、宗教画というよりは風景画としての作品として成り立っていく過程だったりがわかって結構面白かったです。
「ソドムとゴモラの滅亡がある風景」という絵が展示されてたのですが、これがまさに、風景画のなかに宗教要素を入れた絵ですね。炎に包まれる街がメインで描かれ、天使たち等の宗教的要素は右側に小さく描かれているだけ。
次に出てきたのがヒエロニムス・ボス!
キモカワ・シュールに通じる絵でした。
この人の絵は世界に25点あって、そのなかの2点が今回展示されていましたー
一つ目が「放蕩息子」
この男が先に進むか、それとも怠惰な生活へと戻るか…
この未練がましい顔よ!
でもこの絵、それだけではなく、後ろの建物の屋根に水差しが刺さっていたり、男女がいることから娼婦の居る場所(らしいです)だったり、木の上に悪徳/知恵の象徴フクロウがじっと男を見ていたりと、いろんな暗喩が隠されています。
二つ目が「聖クリストフォロス」
こっちのほうが、暗喩がたくさん書かれていて、しかも不気味なような。
熊が木につるされて死んでいたり。(危機が去ったことを暗喩してるらしい)
杖の魚とか。(処刑されるキリストの暗喩らしい)
木に水差しが刺さっていて、はしごがかかっているとことか。
まあ当たり前なのですが、前もって知識がないとこの暗喩はわかんないです!(私はわからず解説読んでへえーってなりました。)
ボスの絵はシュールだったり不気味だったりする怪物・モチーフが使われています。ボスの絵は不思議で、おかしくて…
このあとに出てくるブリューゲルもボスの影響を受けた画家のひとりですが、ブリューゲル以外にもたくさんの画家が影響を受け、実際ボスの真似をして描いた絵がたくさん残されているそうで。人を魅了するおかしさを描いたボス。まあまあ面白かったです!
ちなみに
ドキュメンタリーが公開されるとか。ほうほう。
このあとブリューゲルがボスのモチーフを真似た版画がたくさん展示。肉眼じゃ厳しくなってきます。恐ろしく細かい。
そしてついにバベルの塔へ。ドキドキ。
そもそもバベルの塔とは?というお話ですが
バベルの塔とは、旧約聖書の「創世記」中に登場する巨大な塔。神話とする説が支配的だが、一部の研究者は紀元前6世紀のバビロンのマルドゥク神殿に築かれたエ・テメン・アン・キのジッグラト(聖塔)の遺跡と関連づけた説を提唱する。実現不可能な天に届く塔を建設しようとして、崩れてしまったといわれることにちなんで、空想的で実現不可能な計画を比喩的に「バベルの塔」という。
です。まあ聞いたことあるしなんとなくは知ってます。
展示部屋に入るとまずは巨大パネルがお出迎え。迫力。
そして実物…意外と小さい。
そしてめえええっちゃ細かい。
さっきの版画も肉眼じゃ辛かったですが、そのうえを行く辛さ。双眼鏡とかないと無理…
米粒、いや、米粒より小さい人がたっくさん描かれている。しかも描きわけられている。どういうことなの…どんな集中力でこれを描いたの…観てるだけで肩凝るよ私…
バベルの塔は実在しない建物だけど、それを驚異的な想像力で描いて、それが数百年も私たちのバベルの塔イメージになってるってすごいですよね。
↑これは撮影スポット
バベルの塔は大バベルと小バベルの2つがあって、今回来てるのは小バベルのほうです。まだもう一つ、これより大きくて、また細かいバベルの塔があるのですね…もし、大バベルのほうが見られる日が来るなら、どんだけ細かいのか見てみたいです。
展示は以上で、このあとにつづく特設ショップは気合の入った凝ったグッズがたくさんありました、
私が気になったのは
公式キャラのタラ夫。
すね毛www
…
と、いう感じでした「バベルの塔」展!
やっぱりオペラグラスとか持参していきたかったなあというのが一番の感想です!!
皆さんもぜひ行ってみてくださいねーといつもの言葉でしめようと思ったのですが、期間終わってましたーーーー
そりゃそうだ。私行ったの9月上旬だもん。
というか外観すごくない?
Spice&Sweets KAJUでスープカレーディナー
2日目の夜のごはんに選んだのはSpice&Sweets KAJU。
もはや大阪だからとか関係ないですね、とてつもなくカレーが食べたくて。
過去の旅行でも最低一回はカレーを食べてきたので、今回もね、カレーを食べてきましたよーっと。
店内はおしゃれなカフェ的な雰囲気。
このときはあんまりお客さんが居なかったのでテーブル席に座らせてもらいましたが、カウンター席もあり、お一人様も入りやすい雰囲気でした!
石鍋登場!石鍋だけあって写真からも伝わるグツグツ感。十穀米が春雨が選べたので十穀米チョイス。女性向けのカレー店ですね。彩を気にしてサラダもつけてみたよ!
うん、うんおいしかったです
スープカレーなのでサッラサラで、そしてスパイスが効いたお味で、食べているうちにハマっていく。途中で米をinしてリゾット風に食べると良き!
薬膳スープカレーだし、十穀米だし、野菜も食べられて、カレーを食べたのに健康的な食事を取れたような気がしました!
アクセス良。
本日の購入品
前回書けばよかったんですが、
メモ掛けだそうであんまり磁力ないです。
メモ掛けには使ってないです。ただのマグネットとして家に飾ってます!可愛い!
指輪は早速雑貨屋ASOKOで購入したものをつけてます!サイズぴったり!
はい!
これにて大阪旅終了です!
関西弁が常に聞こえた2日間、とても面白かった!
このあと岐阜に行ったのでこのあとも関西弁は結構聞こえてきてたのですがw
大阪で有名なグリコとか天守閣とかは行ってないけど、私らしい旅になったんじゃないかなと思います
あと思ったほど治安悪くなかった!よかった!
次回からは岐阜旅になりますが、岐阜旅書く前に岩手県内系の記事を書きたいと思います!
ではまた!
Twitter→@umiuship1